【蒲焼き】
蒲焼きの基本は「蒸す」「タレをつけて焼く」とこれだけなのです。ご家庭で蒸すのはやや面倒ですが、この「蒸す」をやるだけで浜名湖周辺の鰻重屋さんに近い味わいを楽しめると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください!
❶ お届けする鰻は白焼きの状態です。これを蒸し器で5分〜10分蒸します。
❷ グリルで表面にタレを2、3回つけながら焼きます。
軽く焦げ目がつく程度が目安です。最後に焼くことで、表面はカリッとして中は柔かい蒲焼きの出来上がりです。焼き上がった鰻は柔らかくなっていますので、持ち上げる際崩れないように注意してください。
❸ ご飯にのせて鍋に残ったタレをかけて鰻丼の完成です。
お好みで山椒をかけてお召し上がり下さい。
【酒蒸し】
蒸し器はちょっと面倒…な方はこちら。酒蒸しでやっても家庭的な鰻丼を味わうことができます。
❶ 蓋のできるフライパンや浅い鍋に白焼きを並べて、日本酒をひたひたに入れ、軽く蒸し煮にします。
❷ 鍋に残っているお酒を捨てます。
ここで残っているお酒を捨てないと、出来上がりが生臭くなってしまいます。
❸ 次にフライパンまたは鍋に、タレと蒸した鰻を入れて軽く煮ます。
焦げ付かないように、弱火で軽く煮込ます。これで鰻にタレの味が入ります。
❹ オーブントースター またはグリルで表面を軽く焼きます。
タレを2、3回つけながら焼きます。オーブントースターを使う時は、油を塗ったアルミホイルを敷いて焼くと良いです。
【白焼き】
一品料理や酒の肴に。白焼きで食べる際にも、もう一度しっかり焼いてください。グリル、オーブントースターで表面がジュウジュウするくらいに焼きます。適当な大きさに切って、わさび醤油、生姜醤油、塩等お好みでお楽しみください。
うなかつ
白焼きを二つに切り、サンドイッチのように間に具を挟んで揚げてみました。意外にさっぱりした味わいと、さっくりした感触がおいしいです。具は、梅干しをちぎったものと、しその葉を刻んで入れました。他にもお好みで工夫してみて下さい。あまって冷凍した鰻を利用すると良いでしょう。
笹がきごぼうのトッピング
ごぼうを笹がきにして、胡麻油で炒めます。お酒のみで味付けし、それをこんがり焼いた白焼きの上にのせて、季節の香味野菜(ミツバ、カイワレ大根、香草、シソの葉など)をお好みで散らして、タレをかけます。山椒も少しふってね。ごぼうの風味と鰻がとても相性が良く、美味しいです。
うな梅チャーハン
ご飯を炒めます(お好みで卵を入れてもOK)。火がまわったら、短冊に切った白焼きと、梅干し2~3個をちぎったものを入れ、胡椒で香りをつけます。あとは青みの野菜達を加えて出来上がり。鰻と梅干しは実はとってもすばらしい組み合わせなんです。パーティーの時などに、大皿に盛って。冷めても美味しいですよ。
簡単ひつまぶし
蒲焼きを短冊に切り、炒り卵と一緒に御飯にまぜ込みました。本来のひつまぶしは、生の鰻を煮込んでから御飯と混ぜ込むようですが、こちらはもっと簡単です。鰻が少なくてもみんなでおいしく味わえます。
青菜とご一緒に
青菜(ほうれん草、小松菜、みぶ菜など)を少し固めにゆでて適当な長さに切り、お皿に並べます。その上に、蒲焼きをのせ、炒りごまを散らして(お好みで山椒)、タレをかけてみて下さい。きのこ類を添えても良いでしょう。御飯にも、お酒のおつまみにも良いですよ。
うなとろ丼
これは、麦とろ丼に蒲焼き(白焼きでも美味しいです。)をのせたものです。とろろは卵とだし汁でのばしてかけて下さいね。絶品です!